T
施主である友人の部屋に置くローテーブルの設計。
都心の一人暮らし、決して広くはない部屋の足元に視覚的な広がりを生み出す、天板と水平支持材を組み合わせた厚みあるT型の物体を宙に浮かべたような構成を目指すこととした。
気積としての複層するアクリルは光を屈折・反射させることで空気にカタチを与えていて、それらを引き留めるためのボルトだけが宙に留まったような不思議な見えをしている。
また、この設計はプレカットで部材を調達することが可能なため、スパナとインパクトドライバーがあれば自宅でも組み立てができる、外出自粛中も制作可能な仕様となっている。
共同設計:十文字萌
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